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寺院情報

願成寺(東福寺 塔頭)
願成寺(東山区)東福寺塔頭

京都  洛東に広大な寺域を占める臨済宗大本山東福寺の境内には禅宗最大最古の国宝「三門」をはじめ、「仏殿」、「方丈」、紅葉で有名な名勝「通天橋」など多くの堂塔伽藍がひしめいています。
願成寺はこの東福寺境内の一角にある塔頭寺院です。
願成寺 奥庭願成寺 奥庭

◆願成就院のこと、平安時代はじめ
願成寺の山号「阿保山(あぼざん)」は、桓武天皇の第一皇子であった平城天皇の長子 ・ 阿保親王(『伊勢物語』の在原業平公の父君)に由来します。
願成寺はもと「願成就院」と号し、平安時代初期に阿保親王が国の平安と民の幸せを発願して建立されたお寺でした。 元は現在地より数百メートル南の深草の地にあり、現在も深草には「願成町」という地名が残っておりいます。

願成寺(東福寺 塔頭)◆願成寺の成立と再興のこと、
鎌倉時代はじめ

願成寺は阿保親王が建立された当時は天台宗のお寺でしたが戦乱により疲弊し、鎌倉時代の初め(1303年)に東福寺開山 ・ 聖一国師(円爾弁円)が再建し臨済宗に改め真應禅師(宏海南州)を開山としました。
室町時代には足利義満により京師十刹に加えられるほどの名刹となり大いに隆盛しました。しかし中世の兵火にかかり再び荒廃することになります。

願成寺(東福寺 塔頭)

江戸中期の寛延年間(1748-51)現在地の東福寺山内に移り、東福寺塔頭として再興されました。

 

 

 

 

 

さらに詳しいお寺の情報や、京都で永代供養をお考えの方は、
是非 願成寺のホームページをご覧ください。
⇒ http://ganjoji.org/

【MAP】
京都市東山区本町15丁目807

寺院情報

願成寺(東山区)東福寺塔頭

住所
京都市東山区本町15丁目807番地(東福寺山内)
アクセス
◆タクシー
京都駅八条口より、約 15 分
料金目安 1000 円前後
「師団街道十条から東福寺南門まで」とお伝えください
◆京阪電車
「鳥羽街道駅」下車、徒歩 7 分
◆JR
京都駅から奈良線「東福寺駅」下車、徒歩 10 分
◆バス
京都市バス 202 ・ 207 ・ 208 系統「東福寺」バス停下車、徒歩 10 分
HP
http://ganjoji.org/