Teraness テラネス京都

寺院情報

金戒光明寺(左京区)

テラネスの特別イベントとして季節ごとに開催される写真撮影会「フォトテラネス」で2018年4月に開催地としてご協力頂きました、くろ谷 金戒光明寺のご紹介です。

 

金戒光明寺は浄土宗の大本山、承安5年法然上人が比叡山の黒谷を下り、草庵を結ばれたのが浄土宗最初の寺院 のはじまり。 西山連峰、黒谷の西2キロの京都御所、西10キロの小倉山を眺み山門、阿弥陀堂、本堂 など18もの塔頭寺院が建ち並びます。

また、幕末京都守護職会津藩一千名の本陣にもなりました。

宗旨/浄土宗
開山・宗祖/法然上人(源空) (1133~1212・鎌倉時代)
唱える言葉/ 南無阿弥陀仏
本尊/阿弥陀如来

金戒光明寺 御影堂

御影堂 (大殿)

内陣正面には宗祖法然上人75歳の御影(座像)を奉安しています。

火災による焼失後、昭和19年に再建したもので、堂内の光線と音響に細部の注意がこらされて昭和時代の模範建築物といわれています。

金戒光明寺 大方丈
大方丈

大方丈は昭和11年に再建され、謁見の間のほか、襖の開閉で見え方の変わる久保田金僊(1875-1954)筆の「虎」がある「虎の間」、今尾景祥(1903-1993)筆の襖絵がある「松の図」などがあります。

 

 

 

 

金戒光明寺 紫雲の庭
紫雲の庭

「紫雲の庭」は、法然上人800年大御遠忌記念として、法然上人の生涯やゆかりの人々などを大小の庭石で表現した枯山水庭園です。白砂とスギゴケを敷き詰めた庭園は、大方丈から見て右側が美作(みまさか)の国での幼少時代を、左側が比叡山延暦寺での修業時代を、真ん中が浄土宗開宗・金戒光明寺の興隆を表した、一つの絵巻物のような構成となっています。

 

 

金戒光明寺 虎の間
虎の間

「虎の間」の襖を飾るのは、日本画家・久保田金僊(くぼたきんせん)による虎の絵。正面に見えるのは4匹の虎だが、顔が描かれているのは3匹だけ。しかも襖を動かすと2匹に早変わりするところが、隠された見どころです。

 

 

【MAP】
京都市左京区黒谷町121

寺院情報

金戒光明寺(左京区)

住所
京都市左京区黒谷町121
■MAP >>
アクセス
【JR】
JR京都駅から
市バス5番 東天王町下車 徒歩15分
市バス100番 岡崎道下車 徒歩10分
【地下鉄】
東西線「蹴上駅」から徒歩30分
HP
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